国立研究開発法人・国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)は、パネリストにプロゴルファーの中嶋常幸さんを招いたゴルフと認知症に関するシンポジウムを6月30日、日高市のひだかアリーナで開催する。午後1時半から。日高市、ウィズ・エイジングゴルフ協議会(関東ゴルフ連盟内)が共催し、飯能市、入間市、狭山市、川越市、飯能商工会議所、文化新聞の後援。入場無料。

 国立長寿医療研究センターは、体を動かし、さらに頭も使うゴルフが認知症予防に効果があるのかの研究を東京大学や杏林大学、ウィズ・エイジングゴルフ協議会と共同で今年9月から日高カントリークラブ(日高市高萩)で開始する。

 研究期間は9月から半年間で、飯能や日高市などから事前に募った125人(ゴルフ初心者、未経験者限定)に同クラブでゴルフをしてもらい、脳の活性化について調べる。研究への参加は無料で、ゴルフ用具も貸し出される。

 シンポジウムは研究に先立って行われるもので、講演とパネルディスカッションの構成。

 講演は、国立長寿医療研究センター理事長・鳥羽研二さんの「知って安心 認知症予防の基礎知識」、同予防老年学研究部部長・島田裕之さんの「認知症予防の新しいプログラム:ゴルフの可能性」の二つ。その後、中嶋常幸さんと千葉市病院事業管理者で前千葉大学学長の齋藤康さんが「ゴルフで楽しく認知症予防」をテーマにパネルディスカッションする。

 講師、パネリストの略歴は次のとおり。敬称略。

 ▽鳥羽研二=東京大学医学部卒(医学博士)、日本老年医学会副理事長、日本老年学会理事、日本認知症学会理事。老年医学が専門。著書に「認知症なんでも相談室」「転倒予防ガイドライン」(メディカルビュー社)、「ウィズ・エイジング」(グリーン・プレス)、「認知症安心生活読本」(主婦と生活社)など多数。

 ▽島田裕之=北里大学大学院医療系研究科臨床医学リハビリテーション医学専攻博士課程卒(医学博士)、東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室入職。プリンス・オブ・ウェールズ・メディカルリサーチ・インスティチュート客員研究員。国立長寿医療研究センター認知症先進医療開発センター在宅医療・自立支援開発研究部自立支援システム開発室。平成27年より現職。

 ▽中嶋常幸=昭和29年群馬県生れ。昭和50年プロテスト合格。優勝64回(ツアー48回、シニア5回、その他11回)、賞金王4回。日本人初の日本タイトル8冠達成。

 ▽齋藤康=新潟大学医学部卒。千葉大学医学部教授、同付属病院長、千葉大学学長を歴任。内分泌代謝内科が専門。著書に「肥る性格やせる生活」など。

 シンポジウムについての問い合わせは、ウィズ・エイジングゴルフ協議会事務局(関東ゴルフ連盟内)03・6278・0005へ(担当・福地さん)。