創業100年祭開催 飯能銀座通り「かきぬま」

4代目店主の清さんと美枝子さん
4代目店主の清さんと美枝子さん

 飯能銀座通りの「きもの処かきぬま」は大正5年4月に創業し、このほど創業100周年を迎えた。4月5日から10日まで、「100年分のありがとう」をキャッチフレーズに、同店の在庫が全品3割引となるなど、吟味した商品を謝恩価格で提供する「創業100年祭」を開催する。

 4代目店主の柿沼清さん(59)は「創業時から地元の方にご愛顧頂いたおかげでここまで来れた。感謝の気持ちを込めて創業祭を開催したい」と話している。

 正絹呉服や各種裏生地、和装小物、既成品、実用呉服、七五三祝着、祭用品、ベビー用品などの在庫が全品3割引となるほか、謝恩超特価として白足袋、正絹ハギレなどが100円に。

 正絹帯締め、草履などが1000円となる。また、同店の永年の取引先である京都などの産地や日本橋の呉服屋の協力により、選りすぐりの特選呉服を全品3~5割引での提供も。

 最近では、若い世代が母親の時代の振袖を手入れやサイズ直しをして着る「ママ振袖リメイク」に注目が集まっているという。30年位前の振袖は現在の振袖と比べ職人の手がかかっていて良質なものが多く、また、当時の色柄が新鮮に感じられるようになり、帯や小物などを変えるだけで現代風の装いに。

 また、期間中は汚れ落としやシミ抜き、色ヤケ直し、寸法直しなどを行う着物クリニックを開院し、相談を受け付けている。

 同店は大正5年4月に初代角太郎さんが創業し、信太郎さん、安之助さん、そして清さんへと受け継がれてきた。

 清さんは「4代に渡って地元の方々に愛して頂いたおかげで100周年を迎えることが出来た。100年分の感謝の思いを届けたい。また、呉服屋というと敷居が高いと思われがちだが、ぜひこの機会に覗いてみて頂けたら」と話している。営業時間は午前9時から午後7時半まで。問い合わせは972・4058へ。