「飯能さくらまつり」 26日から開幕

 飯能市の春の恒例行事、「飯能さくらまつり」が26日から4月10日まで、中央公園で開催される。期間中はポップスコンサートや飯能屋台囃子大会などが開催されるほか、夜間にはぼんぼりが点灯される。飯能市、同市観光協会が主催し、西武鉄道の協賛。

 約400本のサクラが咲き誇る同公園。毎年3月下旬から咲き始め、4月上旬に見頃を迎えている。同まつり期間中の午後5時から10時までは夜ざくらまつりとしてぼんぼりが点灯し、雰囲気をより盛り上げる。

 ステージイベントとして、2日はよさこい(午前11時~午後1時)、歌謡の集い(午後2時~同6時)が、3日は飯能屋台囃子大会(午前10時~午後1時)、ポップスコンサート(午後2時~3時半)が開催される。9日は民踊大会(正午~午後2時)、10日はライブ・パントマイム(午前10時~午後4時)が行われる。

 4月1日~3日、9日、10日は「はんのうグルメ物産コーナー」が登場。出店店舗、販売品目は▽有間渓谷観光釣り場=有間名物しし鍋▽レイクサイドテラス名栗湖=しばづと、鮎の塩焼き、はんじょう鍋うどん▽木澤屋酒店=生ビール、甘酒、ホットコーヒー、日本酒▽タケマツ=飯能すいーとん他▽石田屋菓子店=味噌付けまんじゅう、団子▽新島田屋=味噌付けまんじゅう、甘酒まんじゅう、団子▽ガラス工房すみれ=ガラス製品一輪挿し▽秋元精肉店=うどん、煮込みモツ、唐揚げ▽やませみ=ルバーブジャム、名栗まんじゅう▽ケーキ工房綵珠=じゃがころ君、菓子――。出店日、時間は各店により異なる。

 また期間中、中央公園東側ではオジマグリーンサービス、加涌植木店が植木や草花などを、アトリエエンドウマメが木工製品(土日のみ)、こみゅにてぃはうす楽彩が和紙工芸品、布小物、野菜(10日を除く土日のみ)を販売する「春の市」が開催される。

 10日には奥武蔵・天覧山周辺再生の会による「天覧山から山峡を巡る花見旅」が実施される。スペシャルゲストは登山家の田部井淳子さん。午前9時に同公園集合し、天覧山、多峯主山、吾妻峡、飯能河原などを巡り、午後2時頃に同公園に戻るウオーキングイベントとなっている。参加費500円。申し込みは4月7日までに飯能商工会議所974・3111へ。

 このほか、協賛イベントとして4月3日午前11時から午後2時まで、小学生を対象に飯能河原で小学生マス釣り教室が行われる。参加費500円、定員50人。申し込みは3月31日までに入間漁協973・2389へ。10日午前9時からは子ノ権現(天龍寺・飯能市南)で「子ノ権現例大祭」が開催される。