日高市議会(山田一繁議長)一般質問に登壇した稲浦巖議員(清流会)は、4月に2期目の選挙を控えた谷ケ﨑照雄市長に対し、1期目の重点施策の達成状況について「市長自身はどのように捉えているか」と質した。

 谷ケ﨑市長は4年間の重点施策を振り返り「議員各位をはじめたくさんの市民の皆様のご理解ご協力により全ての重点施策においてまずまずの成果を上げることができたと感じている」と述べた。質問・答弁は次の通り。

 稲浦議員 谷ケ﨑市長は前大沢市長急逝後に実施された厳しい市長選挙で見事当選され、前市長の各種施策を引き継ぐとともに、谷ケ﨑市長が掲げた4つの重点施策についても鋭意推進され、100%に近い達成率を挙げていると思う。

 また、立候補の時の公約が10あったが、一例を挙げればごみの有料化、これは本来、大沢市長が元気であれば実施されていたであろう有料化を延長し、資源ごみの回収を中心にごみの減量化に努めている。

 4つの重点施策について例を挙げれば、市民の安心安全の確保では小中学校校舎設備の耐震化工事を1年早く完了させている。この事業は児童生徒の安全を確保すると同時に各学校区の地域住民の災害時避難場所として利用する施設であり、市民の安心安全に大きく寄与するものである。

 また、小中学校12校全てで冷暖房化工事も完了させた。近年の酷暑の中で学習する生徒や保護者からは大変喜ばれている。私はこの事業が早期に実現されたことを高く評価している。他市ではできていない所もある。

 次に都市基盤整備では長期にわたり実施されてきた高麗川駅西口土地区画整理事業が今年度をもって完成となった。また、武蔵高萩駅北土地区画整理事業についてもあさひ橋完成をはじめとして、早期完了に向けた事業を展開している。また、市内全域の市道幹線整備についても積極的に実施を図っており、市民も高く評価していると思う。

 3番目として教育・子育て支援についての施策だが、現在各地で大きな問題となっている保育所待機児童問題については、現在開会中の国会審議でもさまざまな議論がされている。しかしながら当市では保育所の充実により待機児童ゼロを達成した。

 また子ども医療費の充実として中学3年生までの医療費無料化を実施され、保護者から喜ばれている。

 4番目として観光その他の施策の達成状況については、巾着田管理事務所の法人化やログトイレの整備を進めるとともに、高麗郡建郡1300年記念事業としてにじのパレード、馬射戲競技などを開催することでお祝いの機運を盛り上げている。

 また、企業誘致についてもここで大規模流通業務施設がいくつも完成している。雇用も大きく伸び固定資産税の収入増にもつながると思う。

 このように谷ケ﨑市長は大きな成果を上げてきているが、市長自身は1期目の重点施策の達成状況についてどのように捉えているのか。

 谷ケ﨑市長 私は市長就任以来、「まちづくりは人づくり」を念頭に大きく4つの重点施策を掲げ、職員一丸となって全力で市政の推進に取り組んできた。

 市民の安心安全の確保では、議員も述べられた通り、小中学校施設の耐震化等を進めてきた。都市基盤の整備では土地区画整理事業と高麗川駅東地区の整備を進めた。

 特に高麗川駅東地区関係では、2月14日に生涯学習センターにおいて事業説明会を開催し、高麗川駅から東に延びる市道B287号線と市役所通り市道幹線6号との交差点改良を進めること、駅東開設に向けてJR東日本との協議を前進させる旨の説明をさせて頂いたところ。

 教育・子育て支援では、横手台グラウンドについて、昨年末に工事請負契約を締結するとともに、平成28年度事業として、芝生化の工事を実施する計画。10月頃のオープンを予定しているが、市民の健康増進や地域コミュニティの場として利用頂くことを期待している。

 観光振興・環境の保全では、高麗郡建郡1300年を日高市のさらなる飛躍の契機として捉え、議員の皆様と協力してまちづくり・人づくりにつなげて参りたい。いよいよ今週末には900人を超えるご来賓の方々に5月21日の記念式典のご案内を発送する予定。

 主な事業を申し上げたが、重点施策の達成状況については、議員各位をはじめたくさんの市民の皆様のご理解ご協力により全ての重点施策においてまずまずの成果を上げることができたと感じている。今後もよりよいまちづくりのため努力して参りたいと考えている。ご支援ご協力を賜りたい。