平成28年度日高市予算 180億3000万円

 日高市の谷ケ﨑照雄市長は、平成28年度一般会計予算案として180億3000万円を計上した。前年度当初と比べ4億3000万円、2・3%の減額。

 新年度の重点施策として①子育て支援、教育環境の充実②高麗郡建郡1300年、観光振興・環境保全③高齢者支援、交通政策④都市基盤の整備、安心・安全の確保──の4つを掲げ、子育て世帯への応援関連事業の新設、生涯学習センターの改修、高麗郡建郡1300年記念事業の実施などを挙げている。

 特別会計については、廃止する高麗川駅西口土地区画整理事業特別会計を除く国保、土地区画整理事業、上下水道会計など6会計の合計が170億9613万1000円で、対前年比2・2%増。

 一般・特別会計の合計は351億2613万1000円で対前年比0・2%減。一般会計予算の減額については「数字上は減額となっているが、27年度予算には基金の統廃合により歳入歳出に約5億円が含まれていたため、その分を差し引くとほぼ同規模の予算額となっている」としている。

 一般会計予算の主な重点施策は、「子育て支援、教育環境の充実」として、ひだかアリーナや公民館等の市内公共施設に妊産婦や親子が優先して駐車できるスペースやキッズコーナーを設ける子育て世代公共施設利便性向上事業、地域子育て支援拠点充実事業、母子保健利用者支援事業などの子育て世代応援関連事業に1039万2000円、生涯学習センターの外壁等の改修、照明のLED化、学習スペース設置などの生涯学習センター維持管理事業に2億5924万3000円。

 児童生徒がインターネットを通じ自宅から電子教材が利用できるようにする自宅学習システムの導入、4年生以上の小学生希望者を対象に土曜日に基礎基本の補充学習を行う日高塾の開校など教育の情報化、学校サポート事業に5103万1000円。

 「高麗郡建郡1300年、観光振興・環境保全」として、高麗郡建郡1300年の記念祭を5月21日・22日に開催し、にじのパレードなど5つのメイン事業や関連事業を行い広く市民や観光客に高麗郡の歴史や市の魅力をPRする高麗郡建郡1300年記念事業に5667万1000円、高麗郷古民家の客殿整備や母屋貸し出しなどの総合的な整備・管理、巾着田のあいあい橋の修繕など巾着田維持管理事業・高麗郷古民家等利活用事業に7167万円。

 「高齢者支援、交通政策」として、総合福祉センター高麗の郷の屋根防水等の改修工事、浴室脱衣所の床修繕、大広間等の畳の交換など施設長寿命化を図る総合福祉センター維持管理事業に1億6186万4000円、道路照明灯のLED化を進め100基の更新のほか57基の設置、道路反射鏡28基や道路標示等の設置を行う交通安全施設整備・維持管理事業に7104万2000円。

 「都市基盤の整備、安心・安全の確保」として、国の防災・安全社会資本整備交付金を活用し優先度の高い幹線道路約5500メートルの舗装修繕を行う幹線道路等舗装補修事業に3億8260万円、四反田堀公園のリニューアル工事、武蔵高萩駅北土地区画整理事業地内の公園整備を行う都市公園等維持管理事業に8163万4000円。

 その他として、市への定住化促進と3世代同居、近居の促進を図るため、市内に居住する親世帯と同居・近居する子世帯が新たに市内に住宅を取得する費用の一部を補助する同居近居促進事業に650万円、横手台地内の学校用地へグラウンド整備を行う横手台グラウンド維持管理事業に7375万4000円。

 市ホームぺージを使いやすく、スマートフォンやタブレット利用者に市の情報を積極的に知らせることのできるSNSなどの新たな情報発信手段に対応したものにリニューアルするホームページリニューアル事業に2202万2000円などを計上している。