0208日時計

[校庭に設置されている日時計]

 「もしかしたら、この日時計の下にタイムカプセルがあるかもしれない」――。

 飯能市立飯能第一中学校の昭和59年度卒業生たちが、卒業制作として校庭に設置した日時計を解体する。3月12日に学校に集合して作業を行う計画で、卒業生の一人、市川淳さん(46)は「タイムカプセルを埋めた記憶がある。見つからなかったとしても皆で思い出を語り合う事が出来たら」と同窓生の参加を呼び掛けている。

 日時計は卒業制作として当時の8クラス350人が銅版に自分の名前を刻み、八角形の土台部分に取り付けたものを校舎南側に設置。30年経った現在も生徒たちに時を知らせている。

 今回の解体については、今年度同校のPTA会長を務めている市川さんが同級生で後援会会長の本橋義之さんと共に発案。当時同学年の担任を務めていた、現・吾野中学校の平沼均教諭とも相談、他の同級生からも「タイムカプセルを埋めた気がする」「その場にいた人たちで簡単な手紙を入れたかもしれない」などの話があり計画を進めてきた。

 当日は数人の担任教諭も出席し、手作業で解体を行う。外したプレートは担任に贈呈する。

 市川さんは「卒業制作の日時計を数十年ぶりに見つけ、懐かしさを感じた。タイムカプセルが出てくるかどうかは不明だが、四半世紀以上ぶりに集まる仲間たちと当時の思い出を語り合う事が出来たら。ぜひ友人たちに連絡してほしい」と話している。

 作業は午前10時開始、約1時間程の予定。雨天決行。問い合わせは市川さん(飯能ニッサン)972・3623へ。