0201五十嵐

[「フレッシュな味わいを楽しめます」と五十嵐社長]

 立春(4日)の未明に搾ったばかりの生原酒を出荷する「立春朝搾り」。県内唯一の参加蔵元である飯能市川寺の五十嵐酒造(五十嵐正則社長)では、「丁寧に仕込まれた立春朝搾りのフレッシュさをぜひ味わってもらえたら」と話している。

 立春朝搾りは日本名門酒会が全国の蔵元に呼びかけ、加盟酒販店と協力して実施するイベントで、搾ったばかりの新酒をその日のうちに飲んでもらい、春の始まりを共に祝おうというもの。全国で38の蔵元が参加しており、埼玉県内では五十嵐酒造のみが参加している。今年で参加11年目となる同酒造は、始めの頃は700本程の出荷だったが評判を呼び、毎年本数を増やし今年は6000本を用意する。

 新潟県産の「五百万石」を使用し、立春の日に最高の状態で酒搾りが出来るよう細心の注意を払い管理と調整が行われている。前日の3日昼頃から搾り始め、解禁となる4日午前0時になった瞬間に瓶詰めを開始。早朝には酒販店が蔵元に集まり、ラベル貼り作業を行い、川寺の神明神社の松本富美男宮司により1年間の無病息災、家内安全、商売繁盛などが祈願され、出荷となる。

 販売は飯能市内や入間、所沢、狭山などの酒販店となり、同蔵元での販売は行われない。近隣販売店舗は▽丸屋酒店(飯能市仲町20-15、972・2754)▽コミュニティストアマスオカ(同市上畑245-1、972・2810)▽やないや(入間市野田621-6、04・2932・0606)▽増田屋分店(同市豊岡1-15-13、04・2962・7139)。720ミリリットル、1620円(税込)。

 五十嵐社長は「搾ったばかりのお酒がその日のうちにお客さんの元に届くので、このうえないフレッシュさを味わって頂ける。縁起が良いので贈答品や自分へのご褒美としても喜ばれていますよ」と話している。