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[笑顔で来場者を迎えた学生たち]

 日高市と埼玉女子短期大学の連携による「古民家カフェ」が同市高麗本郷の高麗郷古民家で2日間にわたって開かれ、同大学の学生と地元事業者がコラボして開発した軽食やスイーツの提供をはじめ、古民家サポーターズクラブによる繭(まゆ)玉飾り、和紙を使った折り紙教室、胡弓コンサート、紙芝居などの多彩なイベントが行われた。

 プロデュースを手掛けたのは、同大学の三ツ木丈浩教授のゼミナールを受講する学生たち。同ゼミは観光ビジネスをはじめ、ビジネスに必要な知識や教養、企画力、プレゼンテーション能力などを身につけることを目指し、今年度は観光・経営・ホテル・エアライン・ブライダル・心理などの様々なコースを専攻する24人が受講。

 これまでに市と連携して観光認知度アンケートの実施、曼珠沙華まつりでのバスガイド、栗レシピコンテストや市民まつりへの参加。また、長澤酒造、備前屋、栗こま娘本舗亀屋、加藤牧場、コラージュ、豆腐厨房などの地元事業所と連携し、学生たちのアイデアを生かしたコラボ商品の開発や販売などを進めてきた。

 今回の古民家カフェでは、江戸末期から明治にかけて建てられた母屋、客殿、納屋、土蔵など歴史ある空間で幅広い世代が楽しめる癒しと交流の場を提供したいと、カフェの運営やイベントを企画。入口では高麗郡建郡1300年にちなんで高句麗衣装姿で来場者を歓迎、母屋を使ったカフェでは同大学マスコットキャラクターのピンククジラをデザインした揃いのエプロンで接客に励んだ。

 メニューはこれまでに地元事業者と一緒に開発してきた軽食やスイーツを一堂に集め、おからを使った「ヘルシー南蛮丼」、干支にちなんだ「おさるのケーキ」をはじめ、「チーズ焼きおにボール」、「抹茶生どら」「豆乳おしるこ」「ホットミルク甘酒」など、地場産品の特色を生かしたアイデア満載の内容で人気を集めた。

 2日間で約400人が訪れ、笑顔で来場者を迎えた2年生の金子里美さん(20)は、「大勢の方に足を運んで頂き嬉しい。1年を通じて観光や商品開発、イベントの企画などを実践しながら学ぶことができ、貴重な経験となった。将来に役立てたい」と話した。